けん幸整体院こまつが考える「一時的対処」と「根本改善」の違い
けん幸整体院こまつでは、お身体の痛みが出た時の対応については「根本改善」をオススメしています。
ただ、「一時的対処」と「根本改善」の違いがわかっているようで、あまりよくわかっていない方も多くいます。
当院が考えている違いを以下にまとめてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。(私的見解ですのでご了承ください。)
■「一時的対処」とは…
急場をしのぐためのとりあえずの対処のことです。
これらには、主に「注射」、「痛み止めのお薬」、「湿布」、などがあります。
それぞれ効果などは個人差があり、とても良く効いて全く痛みがなくなった方や、最初は効いたけど、だんだん効かなくなってきた場合など様々です。
「注射」を初めてされる方には、とても効く場合がありますが、何回か受けると依然のようには効かなくなっていく感じがあります。
「痛み止めのお薬」や「湿布」も同様で、ずっと使っていると以前ほど痛みが無くならいことが多く感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも、これらの対応は、痛くなった原因を良くしているわけではありません
その場をしのぐために痛みを感じにくくしているのです。
■「注射」や「痛み止めのお薬」の効果は?
これらは、患部の神経周囲への局所麻酔やお身体の血流を抑えることで、神経伝達を一時的にマヒさせ、痛みが感じにくい状態になることで痛みを和らげています。
もちろん、それらがとても効果的にお身体の痛みを和らげてくれて、すぐに動けるようになり、とても楽になる場合も多くあります。
でも、それは痛みの原因に対してアプローチしているでしょうか?
例えば、虫歯で歯が痛くなったのに、痛み止めのお薬で痛みを感じにくくしているだけでは、虫歯はより進行してしまい、歯の状態はより悪化することになるでしょう。
早く対応すれば、削ったり埋めるだけで良いものが、抜歯や入れ歯などで対応しなければないかもしれません
最悪、虫歯菌が歯ぐきから脳や全身に回ってしまい、とても重篤な病気になることも考えられます。
たかが、虫歯と思っているととても怖いことになるかもしれません
しっかり歯医者さんで早く治すことがとても大切になります。
■整体では…
お身体の痛みも同じで、お薬を常習化してそれだけに頼ってしまうとお身体は本来の痛みが感じにくい状態になってしまいます。
よくあるのが、頭痛です。
最初はお薬ですごく楽なったのに、最近は効かなくなっている、飲む回数が増えても楽にならない、なんてことはありませんか?
原因は肩こりだと思い、マッサージしてもらうと少し楽にはなるが、また再発する、ずっと頭痛が当たり前になってしまっているなどこのような経験はありませんか?
このような場合、肩や首が凝り過ぎてまひしていて感じにくくなってしまっているのです。
強いマッサージでないと効かない、長い時間でないと満足しないという方は、筋肉が段々と硬くなっている状態です。
それでは、マッサージをすれば硬くなった筋肉がほぐれるかというとそれは疑問です。
私は約10年ほど接骨院を営んでいる時に、肩こりや腰痛の患者様に電気療法やマッサージをしておりました。
確かに、その場では筋肉はほぐれて、患者様からも楽になったとおっしやっていただけました。
ただ、また後日お身体を触れるともとに戻っています。確かに痛みは軽減されて楽にはなっていますが、本当にほぐれてはいないと感じていました。
私の経験から、筋肉がとても硬い方ほど強いマッサージを頻繁に受けていらっしゃいます。
「私は肩こりはないです」という方の、肩を触るととても硬くなってしまっています。
ご本人は、お身体が硬くなっているのに気が付いていない状態です。ただ、マッサージを受けての癒しで満足されてしまっています。
そのようなお身体ではとても良い状態とは言えないですよね。
このような方は、それ以上硬くならないように、同じ痛みが二度と出ないように、根本から改善していく必要があります。
●ブロック注射:一時的に神経の伝達をマヒさせる、急場しのぎに効果が期待される
・硬膜外ブロック(腰部、仙椎部)
・神経根ブロック
・トリガーポイントブロック
●痛み止めのお薬:一時的に血液の流れを遅くし、痛みが感じにくくなる
●シップ:主に冷やすのが目的だが、お薬の入った成分が皮膚を通して体内に入り神経伝達を和らげ痛みを感じにくくする
●マッサージ:筋肉をほぐすことで凝り固まった個所を和らかくし血液の流れが良くなることで楽になります。ただ、強いマッサージを繰り返していると筋肉は硬くなっていき、本来の痛みが感じにくくなります。
■根本改善とは
お身体の痛みの原因となる悪い個所を良くすることです。
では、痛みがある原因はどこにあるのでしょうか?
痛みが出ている個所でしょうか?
頭痛の場合で検査をしてもほとんどが「異常なし」と言われる方が多いです。
原因は肩こりでしょうか?ストレスでしょうか?
当院では、その原因は背骨のバランスが影響していると考えています。
特に「首の骨のゆがみ」があることで頭痛や肩こりなど様々な症状が出てきます。
また、腰痛になり病院の画像検査で、骨の変形や骨の隙間が狭くなっている、すべっているなどの指摘をされ、注射や痛み止めのお薬などで治療することで楽になる場合もあります。
しかし、大切なことはなぜ変形してしまったのか、なぜ狭くなってしまったのか、そこに着目していくことで本当の原因にたどり着きます。
では、なぜ変形したり狭くなってしまうのか考えたことはありますか?
そこには体の使い方がとても重要なカギがあります。
スポーツなどで繰り返し同じ個所に負荷が加わることや日常生活やお仕事で座っているとき、立っている時、横になっているとき、などの姿勢がとても関係しています。
●脚を組んで座っている
●脚を横に出して座っている
●寝ながらスマホを使う
●ソファーで寝てしまう
●横向きでテレビをみる習慣がある
●スマホを使う時に顔が下に向いている
など
このような普段の何気ない姿勢が影響することで、背骨のバランスが崩れてしまい、お身体の不調に繋がってしまうのです。
この習慣が、何年も続けることで、どこかの時点でお身体は悲鳴を上げ、痛みとなってあらわれます。
ゆがみが常習化すると背骨や骨盤のバランスが悪くなっていき、腰が痛い、重いなどが続き、それがヘルニアや座骨神経痛などの症状になって現れてきます。
背骨のゆがみを本来の正しい状態にすることが根本改善になります。
■手術をすれば根本改善になる?
腰痛は、多くの方が経験する悩みのひとつです。
その多くが原因不明と言われています。
あきらかに画像検査で異常が確認できる腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症、などは少なく、がんの脊椎転移や大動脈瘤、尿路結石などの内臓疾患からの痛みは、ほんのわずかといわれています
病院や整形外科で画像検査で問題がなければ「異常はないですね」と言われます。
仮に問題があり、お医者様に手術をすすめられ、手術をしても完全に良くなるという保証はありません。
狭くなっている個所を広げたり、金属で固定することで症状が改善することは多くあります。
しかし、何年後かにまた痛みを訴える方も多くいるとも言われています。
実際に手術をしても、しびれは残っているという方も聞いたことがあります。
年齢を重ねて、何度も手術をするリスクは避けたいものです。
■根本改善は姿勢から…
当院では、多くの痛みのほとんどが姿勢の問題が影響していると考えています。
特に若い時に悪い姿勢のクセをつけてしまうとその姿勢を変えることが出来ずに中年~高齢以降にとてもつらい症状が出てくる可能性が高いです。
でも、そうなると改善にも時間が必要です。
早く良い状態のお身体にすることが大切になります。
そして、良い状態を維持していくことがとても重要です。
当院の施術を受けて本来のお身体の状態に戻し、普段の姿勢に気を付けることで、根本改善への近道になります。
あなたの人生が楽しく充実した時間を過ごしたいと少しでも考えているのでしたら、痛みという体からの信号に対して、しっかりと向き合いお身体のゆがみを改善し普段の姿勢を見直すことが良いでしょう。
【あなたの身体に痛みがなく、健康で生活している価値はどれだけですか…】
【家族や孫とのふれあう時間はあなたにとってどれだけ大切ですか…】
【あなたが健康でいるおかげで家族はどれだけ助かっていますか…】
【毎日、楽しい時間を過ごせることがどれだけありがたいことですか…】
「老化」という言葉で済ますのではなく、これらのことを考えて真剣に根本改善に取り組んではいかかでしょうか…